打ってはいけない!(仮)

打ってはいけない!(仮)
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2021年から日本でも接種が開始されたmRNAワクチンがもたらしたものは人類史上最大の薬害だった。世界のほぼすべての国がその危険性に気づき、大規模接種を停止したにもかかわらず、この日本では現在も進行中だ。2024年10月からは国もほとんどの自治体も疑うことなく、新たな「定期接種」を開始してしまった。緊急承認という形で特例的に認められたmRNA型コロナワクチンと称されるものはワクチンではなく、過去に数十年開発が試みられ失敗続きだった遺伝子製剤だった。突如発生したパンデミックを抑える救世主として治験で重大な危険性が認識されていたにもかかわらず、その事実が隠蔽されたまま接種が進められた‶ワクチン″は世界で過去に類例のない異常な超過死亡と前例のない複雑な有害事象を生んだ。しかし全世界的に統制された主要メディアでは一切その事実が知らされることはなく、個人が発信するSNS空間においても情報は厳しい検閲を受けているため、ほとんどの日本国民は事実を知ることなく、唯々諾々とワクチン接種に臨んできた。その結果、世界で最も多くの国民が頻回接種を実施したことで、謎の突然死や異常な後遺症に今なお苦しんでいる。「自分のためだけでなく、大切な家族や仲間のために」との美しいプロパガンダのもと、日本人らしい「善意」を利用され、この悲劇はどういうことだろう?

本書は、パンデミック発生後の最初期段階から「日本の歪んだコロナ行政や医療情報」に対して強く異を唱えてきた2人の科学者の「巨大な薬害を阻止しなければ」という熱情によって書かれたものだ。豊富な経験と、誠実で広く深い識見を持つ2人は、それぞれ「分子病態学、感染症学」と「分子生物学、創薬科学」のエキスパートだが、利益相反のない立場から、最新の医学・薬学情報をもとに、免疫学の大基本に立ち返りながら、机上のマネーゲームにそそのかされる形で強引に進められてきた「mRNA技術による遺伝子製剤(自己増幅型、トランス増幅型=いわゆるレプリコンワクチンを含む)」には、今後も人類を新たな感染症から守る可能性がなく、過去に類例がないような大薬害をもたらすだけだということを多面的に論証する。

本書の内容は世界の最新研究を俯瞰する両著者が現場でワクチン接種後症候群の患者による複雑かつ未経験な複合的病態の患者を理解し、対応するために有益なだけでなく、免疫学や生物学の最も初歩的な基本からその道理を理解できるように、小学校高学年くらいの読者でもわかるように可能な限り理解しやすく作られている。COVID-19が世界にもたらしたものは何だったのか、そして、それを意図し可能にした世界の構造とはいかなるものか、さらに同じ文脈でこれから「恐怖によって世界を支配しよう」とする利益集団が計画する次の「プランデミック=Disease X」に対してどう備えればいいのかも、本書を通して理解できることだろう。
すでに始まっている「武器を使わない第3次世界大戦」を、まず日本と日本人がどう生き残っていくか、そのための決定的なガイドラインなのである。