【POD】戦前・戦中期防諜小説集 4 謎の暗号
「新青年」編集長として、戦前期に多くの探偵小説作家を育てた著者は、多くの翻訳、少年向け小説も手掛けている。
本書は昭和8年に「少年倶楽部」に連載された小説で、米国から帰国した東郷富士夫少年が警視庁の特高外事課で働き、在日スパイ団の摘発を行うという連作。少年向け防諜冒険小説の嚆矢ともいうべき作品である。
本書は昭和8年に「少年倶楽部」に連載された小説で、米国から帰国した東郷富士夫少年が警視庁の特高外事課で働き、在日スパイ団の摘発を行うという連作。少年向け防諜冒険小説の嚆矢ともいうべき作品である。