縄文の子

縄文の子
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縄文時代の兄弟の冒険成長物語。
土器作りが得意な兄アオネと弟カイの兄弟が、縄文時代を舞台に
アオネは父親の作った海の神に捧げる土器を焼く手伝いをしながら、
いつか自分でも大きな器を作りたいと願っていた、ある夜、祭りの準備中に焼きあがった父の土器を
ゆっくり眺めたい、という衝動にかられ、土器ごと沖へと漂流してしまう。
父と弟を残し、行方が分からなくなる兄と、その兄の行方を捜して旅立つ弟。
10年間、構想を温めてきた著者が、縄文時代の背景を丁寧に調べ、再現した世界観に浸ってほしい。
1火の子
2流れついたムラ
3器づくり
4ちぎれ雲
5旅だち
6ハゲ山へ
7ふたつのかけら
8あかつきの丘